2011年11月11日金曜日

土屋•瀧スタジオ

スタジオ授業風景。


今年度の土屋スタジオでは「東京散歩」という課題を行っています。
課題内容として
•「場についての考察。場とは、それぞれのメディアや関わり方によって多様な解釈を生むが、それぞれが独自のアプローチによって交差するところを場と捉え、そこから新たなる表現を創造する。」
•「大都市東京は他に類を見ない程複雑で、流動的かつ個性的な都市である。この不思議な構造をもつ東京を、縄文地図を持ち、垂直的な時間軸と連続しながら散策•考察することで、見慣れたはずの東京の相貌が、また別な視点で捉えられるのではないか。我々の足元には様々な神話的時間が流れている。遠い過去の記憶と現在を一つに結びつけることも創造的冒険である。参考図書「アースダイバー」中沢新一 講談社。」
この2点から各自が東京を散策し、それぞれが持った疑問、あるいはイメージを表現に落とし込んでいくものです。


漠然とした「東京」という日常的なイメージから、何かきっかけを探し出すという事は難しく、さらにそうした出来事を表現する必要がある。この課題を考える事によって、今後制作活動を行っていくにあたり、その根底になるような「何か」に触れる機会になってくれればと思います。


私事ですが、現在東京ミッドタウンにてTokyo Midtown Award 2011という展覧会に参加しています。この展覧会のテーマは「都市」という事で、何かつながる事があるかもしれません。会期は11月28日(私の作品は来年3月まで展示されています)。時間があるときに目を通しておいてください。


URL:http://www.tokyo-midtown.com/jp/award/


最後に、ブログを使用するにあたり、自分の投稿には必ず個人の名前を記載するようお願いします。


TA 木村恒介







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